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    • 2015.11.03 Tuesday
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    『鈍感』と『負』の先払い

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      久しぶりに本を読んだ。
      珍しく小説ではない。
      この手の本は、ほとんど読んだことがないのだが、
      年のせいか、今の自分に問題があると自覚しているのか・・・


      長崎が誇る美輪明宏の『あヽ正負の法則』

      結論から言うと、最終的には人生はプラスマイナスゼロ。
      人生楽ありゃ苦もあるさ、
      楽しいことは長く続かない
      苦しいことも長くは続かない。
      だから、人を妬むな。成功していて人生が充実しているような人も
      人に見えない苦労や悩みがある。

      頂点を極めた(正)人は、そのあとの落差(負)が大きい。
      成功している時は、負の先払いをすると
      その後の落差が少なくて済む。

      自分が正で生きているときほど、負の先払いをしたほうがいい、
      負の先払いをした人は、あとできっと良いことが待っている。

      『情けは人の為ならず』
      『若い時の苦労は買ってでもしろ』
      と、昔の人はよく言ったものだ。

      最近、そんな言葉をしみじみと感じる自分がいる。
      60歳を過ぎての苦労は、心身共に辛いものがあるだろう。
      今までのほほんと過ごしてきた自分へそう言い聞かせてみる。


      コチラは、渡辺淳一の『鈍感力』

      敏感と鈍感を比較し、適度な鈍感の方が素晴らしいと言う。
      例えば、カラダに例えると
      少々悪くなったものを食した時、胃や腸が敏感な人はお腹を壊し、鈍感な人はなんともない。
      どちらが得か?

      上司にひどく叱られた時、ショックで立ち直れず食事も喉を通らない程デリケートな人と何事もなかったように、笑って食事ができる人。
      どちらが得か?

      この2冊を読んで、考え方や捉え方は違うが、同じようなことを言っているような気がした。

      これまで、人を妬んだりひどく羨ましがるようなことはなかったが、
      その分の負を払って来ただろうか?
      『鈍感力』を読んで、自分の神経質さが『負』かもしれないと思ってもみた。

      自分が生きてきた中での正と負。

      人それぞれ感じ方や正か負かの判断は違うかもしれないが、
      正の方が多いと思った人は、負の先払いをできる範囲でしてみてはどうだろうか?
      読めない『負』が突然やって来るよりはいいのではないだろうか?

      『負』の方が多いと思った人は、これからの人生が楽しみですね。
      それだけの『負』を先払いしてきたのだから、楽しいことが待ってるはずです。

      でも、どちらにしても長くは続かないと。
      結局、死ぬときはプラスマイナスゼロ。
      いや、適度に鈍感な人の方が同じゼロでも幸せかも・・・

      今から『鈍感力』を鍛えなければ・・・





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