『足をすくわれる』、『足元をすくわれる』
現在の正しい表現方法は、前者。
アンケート結果では、76.1%が後者が正しい表現方法だと思っているらしい。
『議論して計画が煮詰まった』
さて、この<煮詰まる>はどういう意味に使ってますか?
年代で解釈が違うようです。
あなたは若者?それともおっさん?おばさん?
正解は⇒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080724-00000949-san-soci
確かに日本語が乱れていると言われて久しいが、
時代によって言葉は変わると言われれば、
それはそれで納得もできる。
すでに『早生まれ』と『遅生まれ』とでは、意味が逆転してしまっている。
しかし、今の若者の言葉使いは、いかがなものかと思う。
解釈などが時代とともに変わるのは、仕方ないとしても
目上に対する言葉使いについては、少し違う問題のような気がする。
また、あまりにも言葉が稚拙すぎるような気もする。
四字熟語や故事成語などは、言葉(漢字)と意味だけを覚えろと言っても
難しいと思う。実際、暗記が苦手な自分は中々覚えられなかった…
言葉には、由来や意味があるのでそういうことを含めて覚えると
誤用や間違った解釈が減るのではないだろうか?
例えば、『大器晩成』は老子に出てくる。
前後の文脈が理解できれば、自ずと意味は理解できてくると思うのだが。
これから先、日本語はどうなって行くんだろう…
正しく理解していた解釈が時代とともに変わってしまったら、
『あの、ジジィ正しい日本語も知らねぇ』と言われてしまうのかと思うと
少々悔しい気がする。